2022年の技術セミナー資料
2022ClassNK秋季技術セミナーを開催いたします。
今年度は昨年までと同様に、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、弊会ホームページ上に於いてオンデマンド形式で動画配信を行うとともに、実会場でもセミナーを開催致します。ご多忙の折とは存じますが、ご参加賜りますれば幸甚です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
また、お手数をお掛けして大変恐縮でございますが、ご視聴後はアンケートにご協力をお願い申し上げます。次回以降の弊会セミナーをより良いものとするため皆様のご意見・ご感想を是非お聞かせください。
1. 開催案内
11月8日(火) ~ 動画配信
セミナープログラム
3. 規則制定改廃の概要
NKでは、海上における「人命及び財産の安全」及び「海洋環境の保全」に貢献することを目的として、種々の技術規則を制定しています。
また、これらの規則を制定した後も、「研究開発成果の反映」「損傷からのフィードバック」「業界からの要望等への対応」「国際条約への対応」「IACS統一規則・解釈等への対応」「国内法への対応」を通じて規則のアップデートを実施しています。
この規則のアップデートに際しましては、その妥当性を十分に検討・最終化するために、次の様なプロセスを実施しています。
このようなプロセスを完了した規則改廃案は速やかに本会ホームページに掲載すると同時に、技術セミナー等で改正内容を説明し、関係者に幅広く周知するように努めています。
NKでは、これらの規則等の制定改廃を「開発本部」及びその直下の「船体開発部」と「機関開発部」が担当しています。
開発本部 | |
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船体開発部 | 船体構造、区画配置、復原性、材料溶接、海洋構造物等に関係する規則等の制定改廃、CSR等の構造解析システム、その他技術計算システムの開発及び運用保守 |
機関開発部 | 機関設備、電気設備、ボイラ、軸、プロペラ、機関艤装品、救命設備、航海設備等に関係する規則等の制定改廃、国際条約、消防設備、防火構造、船体艤装品等に関係する規則等の制定改廃、鋼船規則等の技術規則及びガイドラインの出版 |
2021年の秋以降、別表1に示す通り、15回の専門委員会及び3回の技術委員会において72件の規則等制定改廃案が審議され、また、別表2に示すとおり、1回の海務委員会において1件の規則等制定改廃案が審議され、それぞれ承認を経ております。
本セミナーではこの改正規則の内、主要なものの背景及び概要を以下の動画にて解説いたします。
参考資料 改正案件一覧
(本資料には、2022年2月以降制定された改正規則、及び近日中に制定予定の改正規則を示しています。)
4. 鋼船規則等の改正概要 及び IACS 各Panelの動向
2022年2月以降に行いました規則改正(予定を含む)のうち主要なものについて、機関・電気設備、艤装、船体・材料の3つの分野に分けてその概要を解説すると共に、今後予定している主な規則改正を紹介致します。
また、鋼船規則等の本会の技術規則は、船級協会として独自に規定する要件もあるものの、国際条約やIACSの統一規則、統一解釈等に由来するものも少なくありません。
各規則改正に関係する情報として、IACSのEnvironmental(環境に係る条約関係)、Machinery(機関関係)、Safety(安全に係る条約関係)、Survey(検査関係)、Hull(船体関係)及びCyber Systems(サイバーシステム関係)、Safe Decarbonisation(GHG削減関係)の7つの分野のPanel(技術部会)についても、その概要と動向を紹介致します。
また、ご参考用の資料「IACSの組織体系について」も準備させていただきましたので、ぜひご一読ください。
鋼船規則等の改正の概要(機関・電気設備関連)
鋼船規則等の改正の概要(艤装関連)
鋼船規則等の改正の概要(船体・材料関連)
5. 国際条約等の動向
国際条約等の動向
6. 技術トピックス
IE(イノベーションエンドースメント)の概要紹介
サイバーセキュリティについて
ゼロエミッション・代替燃料船の動向と本会の取り組み
顧客サービスに向けた研究開発の取組み
7. 付録・アンケート等
お問い合せ先
一般財団法人 日本海事協会 開発本部
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3番3号
Tel:03-5226-2181 Fax:03-5226-2172 email:dvd@classnk.or.jp