2020年の技術セミナー資料

過去のClassNK技術セミナーの資料をご覧になれます。今回のClassNK技術セミナーでは、春に開催を延期しておりました2020 ClassNK技術セミナー ~研究開発成果報告~ において講演予定であったテーマも同時に配信いたしますので、合わせてご活用下さい

お問い合わせ、ご意見、ご質問はセミナーごとに以下の担当部所までお寄せください。

一般財団法人 日本海事協会

技術セミナー ~研究開発成果報告~(担当部所:技術研究所)
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3番3号
Tel: 03-5226-2737 Fax: 03-5226-2736 E-mail: ri@classnk.or.jp
技術セミナー ~鋼船規則等の改正概要の解説~ (担当部所:機関開発部)
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3番3号
Tel: 03-5226-2182 Fax: 03-5226-2172 E-mail: dmd@classnk.or.jp
1. 開催案内

11月 9日(月) ~ 動画配信中(質問受付期間:11月9日(月)~11月13日(金))

セミナープログラム (PDF)

2.技術セミナーテーマ

(1) 規則改正等の解説

2020年3月以降に行いました規則改正(予定を含む)のうち主要なものについて,機関・電気設備,艤装及び船体・材料の3つの分野に分けてその概要を解説すると共に,今後予定している主な規則改正を紹介致します。また,IACS統一規則・統一解釈等の制定改廃を行うIACSの各技術部会(Panel)について,その動向を紹介致します。

1. 規則制定改廃の概要

2. 鋼船規則等の改正概要
2.1鋼船規則等の改正の概要
(機関・電気設備関連)

【主な紹介内容】
・プロペラ
・電子記録簿
・選択式触媒還元脱硝装置,排ガス浄化装置
 及び排ガス再循環装置
・半導体電力変換装置

2.2鋼船規則等の改正の概要
(艤装関連)

【主な紹介内容】
・サイドドア及びスタンドアの位置
・消防員の通信手段の仕様
・難燃性接着剤の型式承認
・MARPOL Annex IIの改正

2.3鋼船規則等の改正の概要
(船体・材料関連)

【主な紹介内容】
・非破壊試験事業所の品質
・脆性亀裂アレスト設計
・アレスト鋼の規格
・先進的非破壊試験

2.4IACS Panelの動向
(船体・材料関連)

【紹介内容】
IACS統一規則・統一解釈等の制定改廃を行うIACSの各技術部会(Panel)について,その動向を紹介致します。

(2) 国際条約等の動向

【概要】
IMO第75回海洋環境保護委員会(MEPC 75, 本年11月)及びIMO第102回海上安全委員会(MSC 102, 本年11月)で審議が行われる予定となっている主な内容の他,IMO小委員会の審議結果等を交え,最新の動向を紹介いたします。

(3) 技術トピックス

NKのサイバーセキュリティに関する取り組み

【概要】
船舶のサイバーセキュリティ対策に関し、現在のNKの取り組み及び今後の展望について紹介致します。また2020年7月に発行された「船舶におけるサイバーセキュリティノーガイドライン」第2版の内容について詳しい解説を行い、新造船へのサイバーノーテーションの取得手順を紹介致します。

NKのデジタル変革に関する取り組み

【概要】
海事業界においてもデジタル変革(デジタルトランスフォーメーション:DX)への取り組みが始まっております。本会では,2030年のデジタル社会における本会がなすべきことをまとめたClassNK デジタルグランドデザイン2030を本年2月に公表致しました。また、革新的技術に対する認証サービスであるイノベーションエンドースメントを7月に発表致しております。本講演では,これら2つの取組みを中心に,本会の海事業界のDXに向けた活動を紹介致します。

3.研究開発成果報告テーマ

(1) IMO 第4次GHG studyの概要

【概要】
IMOは、2000年より3次にわたり、GHG排出量などに関する調査報告書を作成しており、本年独立した専門家から構成されたコンソーシアムが調査を実施しました。NKはコンソーシアム内でtechnical directorとして全体のQuality Assurance及びQuality Controlを担当しました。同調査報告書の中から、GHG排出量および炭素排出効率(carbon Intensity; CI)の2012-2018年における推移や2050年に向けてのCO2排出量の予測など、GHG削減に向けての最新状況について紹介致します

(2) 自動運航関連技術の社会実装に向けて ~船級協会としての業界貢献~

【概要】
海事業界においても自動運航技術に対する注目が高まっており,複数の実証事業がスタートしています。国内外においてどういった方向性で技術開発が進められているかについて紹介するとともに,船級協会の立場から取り組むべき課題についても紹介致します。

2020ClassNK技術セミナーに関するお問い合せ先

一般財団法人 日本海事協会 開発本部
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3番3号
Tel:03-5226-2182  Fax:03-5226-2172  email:dmd@classnk.or.jp

研究開発成果報告に関するお問い合せ先

一般財団法人 日本海事協会 技術研究所
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3番3号
Tel:03-5226-2737  Fax:03-5226-2736  email:ri@classnk.or.jp