テクニカルインフォメーション - テキスト版 -

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MEPC 68の審議結果の紹介

発行番号: 英語版 (4486kb)

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発行日:2015 年 08 月 27 日

2015年5月11日から15日にかけて開催されたIMOの第68回海洋環境保護委員会(MEPC 68)での情報及び審議結果について、次の通りお知らせいたします。

1. バラスト水管理条約関連
船舶のバラスト水の移送による海洋生態系への悪影響を防止するため、バラスト水管理条約が2004年に採択されています。同条約では、船舶に対して沖合におけるバラスト水交換を実施するか、バラスト水排出基準を満足するバラスト水処理装置を使用したバラスト水交換が要求されています。
同条約は、30ヶ国以上の批准かつ批准国の合計商船船腹量が世界の商船船腹量の35%以上となった12ヵ月後に発効することとなっています。

(1) 条約の批准状況
MEPC 67(2014年10月)以降、新たに条約を批准した国はグルジアだけであり、同条約の批准国数は44ヶ国、合計商船船腹量に対する比率は32.86%になりましたが、依然未発効となっています。

(2) バラスト水処理装置の承認
同条約で規定されるバラスト水処理装置は、IMOのガイドラインに従って主管庁による承認(型式承認)が必要とされています。なお、同装置に有害水生生物や病原菌を殺傷・減菌するための「活性物質」が使用される場合は、主管庁による型式承認に先立ち、IMOによる活性物質単体の承認(基本承認)、及び処理装置としての総合的な承認(最終承認)が必要となります。
今回の会合では、活性物質を用いたバラスト水処理装置について、5件の基本承認、及び1件の最終承認が与えられました。この結果、IMOによって最終承認が与えられた装置は、合計37件となりました。
主管庁による型式承認を取得し、実際に船舶に搭載可能な装置の数は、活性物質を用いない装置も含め57件です。承認された装置のリストは、IMOのウェブサイトで公開されます。
http://www.imo.org/OurWork/Environment/BallastWaterManagement/Pages/BWMTechnologies.aspx

(次頁に続く)