テクニカルインフォメーション - テキスト版 -
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MARPOL ANNEX VI (船舶からの大気汚染防止のための規則) における北アメリカ沿岸の排出規制海域の追加について
2006年4月13日発行のClassNK テクニカル・インフォメーションNo.TEC-0654、および2009年5月13日発行のClassNK テクニカル・インフォメーションNo.TEC-0771にて、MARPOL ANNEX VI(以下、ANNEX VI)における排出規制海域についてお知らせしておりますが、2010年3月に開催されたIMO第60回海洋環境保護委員会(MEPC 60)において、北アメリカ海域を新たに排出規制海域(Emission Control Areas: 以下、ECA)として指定するANNEX VIの改正案が採択されましたので、関連する内容についてご連絡いたします。なお、本件につきましてはIMOより決議MEPC.190(60)が発行されています。
1. 新たにECAに指定された海域
アメリカ合衆国およびカナダ沿岸200海里内が、NOx、SOxおよび粒子状物質(PM)に対するECAとして指定されました(アラスカ西岸など一部海域を除く)。本海域の定義の詳細につきましては、IMO決議MEPC.190(60)をご参照ください。なお、本定義は今回の改正に伴いANNEX VI付録VIIに追記されました。
2. 規制の適用
本改正は2011年8月1日に発効しますが、北アメリカ海域におけるSOxおよび粒子状物質(PM)の規制(MARPOL ANNEX VI第14規則)につきましては、発効後12ヵ月の免除規定があることから、2012年8月1日より規制が開始されることになります。また、同海域におけるNOxの規制につきましては、ANNEX VI 第13規則のNOx 3次規制が適用されますので、2016年1月1日*以降の規制開始となります。
* NOx 3次規制は、2016年1月1日以降に建造された船舶に搭載のディーゼル機関に適用されます。ただし、NOx 3次規制を実施するための技術開発状況のレビューが2012年から2013年にかけてIMOにより行われることになっており、その結果によっては適用時期が調整される可能性があります。