テクニカルインフォメーション - テキスト版 -

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MARPOL条約附属書VI(船舶からの大気汚染防止のための規則)の改正に伴い要求される揮発性物質放出防止措置手引書(VOC Management Plan)について(日本籍船舶用)

発行番号: 英語版 (25kb)

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発行日:2010 年 05 月 20 日

2008年10月10日に開催されたIMO第58回海洋環境保護委員会(MEPC58)においてMARPOL条約附属書VIの改正が採択され、2010年7月1日に発効いたします。これまでに本改正に関しては、ClassNKテクニカル・インフォメーション No.TEC-0771, TEC-0810においてもお知らせしておりますが、本テクニカル・インフォメーションでは日本籍船舶用の揮発性物質放出防止措置手引書(VOC Management Plan)に関して追加情報をお知らせ致します。

原油タンカーに対する揮発性物質放出防止措置手引書(VOC Management Plan)の承認及び船上検査について、原油の輸送の用に供するタンカー*1においては、2010年7月1日以降、主管庁により承認された"揮発性物質放出防止措置手引書(VOC Management Plan)"を本船上に保管することが義務付けられています。
また、国土交通省殿により交付される国内証書である「海洋汚染等防止証書に相当する証書*2」も併せて本船上に保管しておく必要があります。本証書は、弊会での揮発性物質放出防止措置手引書の承認後に、船主殿が地方運輸局等で所定の手続きをされた後に交付されます。

また、本条約に対応する国内法は2010年5月20日に施行され、手引書の承認及び地方運輸局等での手続きも同日から可能となります。日本籍NK船級船におきましては、弊会にて手引書承認を行いますので対象となる船舶の揮発性物質放出防止措置手引書(VOC Management Plan)を作成の上、添付1.の「揮発性物質放出防止措置手引書承認申込書」と共に、なるべく早く弊会船体部へご提出下さい。ご参考までに、内航船用として揮発性物質放出防止措置手引書のサンプル(日本語版)及び外航船用としてVOC Management Planのサンプル(英語版)を添付いたしましたのでご活用ください(添付2(内航船用)、添付3(外航船用))。

なお、承認された揮発性物質放出防止措置手引書(VOC Management Plan)が船上に備えられていることの確認検査につきましては、2010年7月1日以降最初の定期的検査又は臨時検査の際に実施致します。

(備考)
*1 - 外航船については、実際に原油を積載していない場合においても、IOPP CertificateのForm Bの"Type of Ship"の欄中、"Crude oil tanker"又は"Crude oil/product carrier"にチェックされ、原油が積載できるとされているタンカーを対象とし、内航船については、実際に原油を積載するタンカーを対象とする。

*2 - 新たに交付される揮発性物質放出防止措置手引書に係る国内証書であって、既存の大気汚染防止検査対象設備に係る海洋汚染等防止証書とは異なる。

(次頁に続く)