テクニカルインフォメーション - テキスト版 -

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(株)信貴造船所製救命艇に装備されるSRS-37型離脱装置について

発行番号: 英語版 (322kb)

連絡先:

発行日:2007 年 04 月 13 日

2006年5月22日、カナダ国のSept Iles湾で停泊中のばら積み貨物船にて救命艇訓練が実施され、救命艇の揚収の際に、救命艇が落下する事故が発生しました。現在、カナダ運輸安全委員会(TSB)が事故調査を行っていますが、同委員会は、(株)信貴造船所製SRS-37離脱装置に対し注意喚起の速報を発行しています。更に、製造者の(株)信貴造船所より、本離脱装置に係わる安全操作の指針が添付の通り発行されています。

(株)信貴造船所製救命艇で対象となる型式は以下の通りです。なお、2000年から2004年まで製造の以下の救命艇の一部にSRS-37型離脱装置が装備されています。

型式: SZ-49BR, SZ-53BR, SZ-53TR, SZ-65BRS, SZ-65TRS, SZ-73TRS, SZ-80TRS

上記救命艇を搭載する船舶の関係者につきましては、添付指針を参考とし、救命艇の繰練や保守点検を実施し願います。なお、同指針の主な注意点は以下の通りです。

1. リリースケーブルの座屈及びリリースケーブルの固定金具に損傷が無いことを確認
2. リリースバンドルに過度な力は加えず、正しい手順でフックを復旧
3. フック本体に示されるインジケータ(グリーンマーク)が一致することを確認

現在、(株)信貴造船所製以外の日本製救命艇の一部にも同形状のフックが採用されています。しかし、リリースケーブルの取り付け方法及び操作方法の違いにより、それらの救命艇では添付資料と同様な損傷報告はありません。


なお、本件に関してご不明な点は、以下の部署にお問い合わせください。

財団法人 日本海事協会 (ClassNK)
本部 管理センター 材料艤装部
住所: 東京都千代田区紀尾井町4-7(郵便番号 102-8567)
Tel.: 03-5226-2020
Fax: 03-5226-2057
E-mail: eqd@classnk.or.jp
添付:「弊社SRS-37型離脱装置を搭載した救命艇の落下事故防止について」