テクニカルインフォメーション - テキスト版 -
ClassNK テクニカル インフォメーションのテキスト(先頭から約 2000 字分)を表示します。
詳細については、発行番号をクリックして、PDF ファイルを参照下さい
油濁防止緊急措置手引書(MARPOL Annex I/37.4規則)
陸上ベースの計算プログラムへの迅速なアクセスについて
ClassNK テクニカル・インフォメーションNo.TEC-0608(2004年11月22日発行)にてお知らせしておりますとおり、改正MARPOL 73/78 Annex Iが2007年1月1日に発効し、同日以降、5,000 DWT以上の全ての油タンカーは、陸上ベースの損傷時復原性及び残存構造強度計算プログラムへ迅速にアクセスできることが要求されます。(MARPOL Annex I/37.4規則: All oil tankers of 5,000 tons deadweight or more shall have prompt access to computerised, shore-based damage stability and residual structural strength calculation programs.)
本要件は、新造油タンカーのみならず現存油タンカーにも適用されます。
弊会としましては、本要件を以下のように取り扱うことと致しますので、適用対象船舶につきましては、2007年1月1日までに本要件に適合すべく準備下さいますようお願い申し上げます。なお、本取扱いはIMO 第55回海洋環境保護委員会(MEPC 55)において合意された内容に沿ったものとしております。
1. 本要件に適合するために要求される措置
(1) アクセス方法の確立
本船から損傷時復原性及び残存構造強度計算を実施する陸上ベース*へのアクセス方法を確立した上文書化し、当該文書を本船に備え付けるよう御願い致します。
なお、陸上ベースを外部委託とする場合には、本船と外部委託先との間の連絡形態についての情報を文書化し、下記(3)の契約書に添付して下さい。例えば、船舶管理会社を経由する場合には、「本船 ? 船舶管理会社 ? 外部委託先」の連絡ルートを明確にし、加えて必要に応じて本船から外部委託先に直接連絡を取ることができるルートの確立も必要です。
*陸上ベース
損傷時復原性及び残存構造強度計算プログラムを有する陸上の計算実施場所をいい、次のいずれかが対象になるものと考えられます。
(i) 船級協会、技術サービス会社、造船所等の外部委託
(ii) 船舶管理会社
(次頁に続く)