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MEPC 54の審議結果の紹介

発行番号: 英語版 (509kb)

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発行日:2006 年 04 月 27 日

2006年3月20日から24日にかけて開催されたIMO第54回海洋環境保護委員会(MEPC 54)の審議結果について次の通りご紹介致します。

1. 条約等強制要件の採択
(1) 改正MARPOL73/78附属書Iの改正関連 (添付1参照)
改正MARPOL 73/78附属書Iに関する以下の改正が採択され、発効は2007年8月1日を予定している。
(i) 燃料油タンクの防護 (第12A 規則)
燃料油タンク保護に関するMARPOL 73/78附属書Iの新第12A規則案が採択された。この規則は、衝突・座礁等の海難事故の際,船舶からの燃料油の流出を防止するため燃料タンクの配置を規定しており、2007年8月1日以降に建造契約が行われる船舶、建造契約無き場合は2008年2月1日以降に起工、又は2010年8月1日以降に引渡しが行われる燃料油600 m3の総容量を持つ船舶に適用される。
(ii) 「重質油」の定義 (第21規則)
改正MARPOL 73/78附属書Iの第21.2.2規則(現行の附属書Iでは13H(2)(b)規則に該当)で定義されている「重質油」の改正案が採択された。現行の定義では、15℃で密度900 kg/m3以上又は50℃で粘度180 mm2/s以上の「燃料油」に限定されているが、同じ特性をもつ油も存在することから、これらの油(原油は除く)も定義に含めることとなった。
現行の附属書Iの13H(2)(b)規則については、前回MEPC53において上記改正と同様の統一解釈が承認されており、この解釈は、上記改正が発効するまでの間、適用されることとなっている。

(2) MARPOL73/78附属書IV-第13規則の改正 (添付2参照)
ポートステートコントロールに関する要件がMALPOL 73/78附属書IVに導入された。この要件はMARPOL 73/78附属書I等他の附属書と同様に「操作要件に関する寄港国の監督」として第13規則に定められる。発効は、2007年8月1日を予定している。
(次頁に続く)