テクニカルインフォメーション - テキスト版 -
ClassNK テクニカル インフォメーションのテキスト(先頭から約 2000 字分)を表示します。
詳細については、発行番号をクリックして、PDF ファイルを参照下さい
Malta Maritime Authority発行のInstructionsに対する弊会の対応について
各位
マルタ政府主官庁のMalta Maritime Authorityより添付の”Instructions of the Malta Maritime Authority (MMA) to its Recognised Organizations” が発行されました。
このInstructionsは、マルタ籍船の安全水準に対するMalta Maritime Authorityの管理を強化することを目的として発行されました。Malta Maritime Authorityは、弊会に2004年11月1日より、マルタ籍船に対しこのInstructionsに基づき検査および審査を実施するよう要請しております。
このInstructionsの内容および弊会の対応を、以下に説明いたします。
1. マルタ籍への船籍変更をする場合の検査
管理会社の変更の有無に関わらず、本船に指定事項がある場合は、マルタ籍への船籍変更および航行に際しMalta Maritime Authorityの判断を待つことになります。
船籍変更に伴う検査の範囲は次のとおりです。
(1) 管理会社の変更の有無に関わらず、船籍変更のための検査が各条約の定期的検査または更新検査の検査指定期間内に実施される場合
(I) 該当するすべての条約検査も実施することが要求されます。
(ii) 各条約の更新検査の検査指定期間内に実施される場合は、各更新検査は可能な限り実施されることが要求され、またMalta Maritime Authorityからの必要な指示を受けることになります。
また上記(I)および(ii)の検査時にILO Check Sheetによる点検も実施されます。この点検は国際労働機関(International Labour Organization)の制定した条約(ILO 条約)に関連して、船舶の居住区、機関区などの労働環境が適正に維持されているかについて確認するというMalta Maritime Authorityの目的により実施されるものです。
(2) 船籍変更の検査が各条約の定期的検査の期間外で実施される場合
(I) 管理会社の変更を伴わない場合は、各条約検査の年次検査相当の検査範囲になります。またILO Check Sheetによる点検も実施されます。
(ii) 管理会社の変更を伴う場合は、安全設備(Safety Equipment)に関する検査は、更新検査相当の検査範囲になります。それ以外の船籍変更のための検査は、各条約検査の年次検査相当の検査範囲となります。またILO Check Sheetによる点検も実施されます。
(次頁に続く)