テクニカルインフォメーション - テキスト版 -
ClassNK テクニカル インフォメーションのテキスト(先頭から約 2000 字分)を表示します。
詳細については、発行番号をクリックして、PDF ファイルを参照下さい
このテクニカル インフォメーションは、2007 年 08 月 29 日付で絶版となっています。
海事保安に関しての、IMOの第78回海上安全委員会での決定事項について
各位
2004年5月12日から21日までロンドンのIMO本部において開催された第78回海上安全委員会(Maritime Safety Committee = MSC)での議事について、以下のとおりご報告いたしますので、ご参考としていただければ幸いです。
1. 各国政府からの保安に関する情報提供について
IMO事務局より専用データベースを立ち上げたことの報告があった。(解説:専用URL(http://www2.imo.org/ISPSCode/ISPSInformation.aspx)でアクセスすることにより、各国毎に海事保安に関する担当部署の連絡先などを閲覧することができます。)
2. SSO Training
MSC/Circ. 1097の付属書パラグラフ17および19に述べてあるとおり、STCW条約およびSTCW Codeの改正が改正され、SSOの訓練および資格証明が定められるまでは、国際船舶保安証書(ISSC)をSSOがISPCコードB/13で定めるガイダンスにしたがって訓練を行ったことの証拠として受け入れることが同意された。(注:しかしながら日本など、旗国による独自の要件を課している場合もありますのでご留意ください)
3. CSO & PFSO Training
強制的な資格要件を作り上げるのはとりやめ、IMO Model Training Courseを考慮したガイドラインを作成することを今後の作業として継続することにした。
4. LRIT (Long Range Identification and Tracking)
沿岸から離れた洋上における船舶の識別および追跡装置については、SOLAS XI-2章で要求される新たな設備として提案されてはいるものの、基本的な機能(Securityに関する情報のみを提供、必要に応じ発信を停止、AISとのインターフェースは与えない)の合意に至ったにすぎず、詳細および具体的な規則案については今後IMOの技術的事項を扱う小委員会(NAVおよびCOMSAR)で議論されることになった。
5. SSAS (Ship Security Alert System)関連
(1) 情報の提供
上記1のデータベースにはSSASの通報に関する情報も含まれており、メンバーに対して一層の情報提供が求められた。
(次頁に続く)