テクニカルインフォメーション - テキスト版 -
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このテクニカル インフォメーションは、2007 年 08 月 29 日付で絶版となっています。
船舶保安警報装置(SSAS)の設置確認審査と無線(SR)検査について
各位
船舶保安警報装置(SSAS)についてはSOLAS条約XI-2章第6規則で規定されていますが、SOLAS条約IV章の無線検査(SR検査)とSSASの設置時期・確認審査についてよくお問い合わせがありますので、ここにご説明いたします。船種によっては2004年7月1日以降の最初のSR検査時までにSSASが搭載されていない場合には国際船舶保安証書が失効しますので十分ご注意ください。
1. SSASの設置時期は?
SSASの設置時期は、SOLAS条約XI-2章第6規則で規定されているように、現存船にあっては2004年7月1日(旅客船、オイルタンカー、ケミカルタンカー、ガスキャリア、バルクキャリア)もしくは2006年7月1日(その他の貨物船、MODU)以降最初のSR検査時までに設置しなければなりません。たとえばオイルタンカーの場合、2004年7月1日以降最初のSR検査を完了した時点が、SSASの設置期限となり、その日以降SSASが設置されさらに確認審査が完了していなければSOLAS条約XI-2章第6規則の要件を満足していないことになります。なお、現存新造船(2004年7月1日以前に起工され、2004年7月1日以降に就航する船舶)においては、「最初のSR検査時」は引渡し時に実施される初回SR検査となりますので、ご注意ください。
2. SSASの確認審査はいずれの船級協会が行うのか?
SSASはSOLAS条約XI-2章第6規則で規定されていますので、SSASの設置確認審査は船舶保安システム審査において実施することになります。SSASの設置確認審査はSOLAS条約IV章の下で実施するSR検査の対象とはなりません。たとえば、SR証書をClassNK以外の船級協会(A協会)が発行し、弊会(ClassNK)が船舶保安システム審査を実施している場合、SSASの設置確認審査は船舶保安システムの臨時審査としてClassNKが実施することになり、SR検査はA協会が実施することになります。反対の場合は、SR検査をClassNKが実施し、船舶保安システム審査を実施するA協会がSSASの設置確認審査を行うことになります。
また、ClassNKがSR証書を発行しており、かつClassNKが船舶保安システム審査を実施する場合、SR検査もSSASの設置確認審査もClassNKが実施します。
(次頁に続く)