テクニカルインフォメーション - テキスト版 -

ClassNK テクニカル インフォメーションのテキスト(先頭から約 2000 字分)を表示します。
詳細については、発行番号をクリックして、PDF ファイルを参照下さい

このテクニカル インフォメーションは、2007 年 08 月 29 日付で絶版となっています。

海事保安に関するSOLAS条約改正について(その5)(実施のためのガイダンス)

発行番号: 英語版 (117kb)

連絡先:

発行日:2003 年 08 月 08 日

第77回IMO海上安全委員会における海事保安に関するSOLAS条約改正の審議結果について、ClassNKテクニカル・インフォメーションNo. TEC-0536でお知らせいたしました。この度、これらの審議結果を取りまとめたものとして、MSC/Circ.1097 "Guidance relating to the implementation of SOLAS Chapter XI-2 and the ISPS Code"が回章されました。ClassNKテクニカル・インフォメーションNo. TEC-0536と重複するところもありますが、概要を以下のとおり、お知らせいたします。

1. 移動式及び非移動式浮体構造物 (Mobile and immobile floating units)

FSU (Floating Storage Unit)及び FPSO (Floating Production, Storage And Offloading Units)への適用
ISPSコードではMobile Offshore Drilling Unit (MODU)への適用は明記されているが、FSU、FPSO加えて、Single Buoy Mooringへの適用について、意見が求められていた。その結果

(1) FSU及び FPSOは、ISPSコードの適用対象ではないが、これとインターフェースを実施した船舶の安全を保証するための、保安対策が求められることが確認された。
(2) FSU及びFPSOが、固定プラットフォームに係留しているときは、当該プラットフォームの保安対策の一部としてカバーされるべきとの結論を得た。
(3) FSU及びFPSOが、プラットフォームと沿岸国間の近距離の定期的な航海をする場合には、国際航海に従事しているとは、見なされないことになった。
(4) 一点繋留(Single Buoy Mooring)は、沖合い施設と接続していれば、当該施設の保安対策に含まれ、港湾施設と接続していれば、港湾施設保安計画に含まれることになった。

2. 国際船舶保安証書 (International Ship Security Certificates:ISSC)

(1) ISPSコードB部は勧告(強制要件ではない)として扱われているものの、コードA部 9.4はでB部を考慮(take into account)しなければならないことになっている。
(2) B部8.1〜13.8を考慮していない限り、証書は発給されるべきではない。


(次貢に続く)