テクニカルインフォメーション - テキスト版 -

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搭載後10年以上を経過した耐火救命艇の空気自給装置用貯蔵容器の爆発事故及び点検・記録について

発行番号: 英語版 (90kb)

連絡先:

発行日:2002 年 05 月 25 日

弊会船級船に搭載され10年以上を経過した耐火救命艇の空気自給装置用貯蔵容器が、航海中或いは容器の充填中に爆発する事故が数件報告されています。爆発事故の正確な原因は明らかになっておりませんが、爆発を起こした容器、特にその下側にはかなりの発錆が認められ、局所的に板厚の減少が約50%に達していた個所があったとの報告を受けております。幸い人身事故には至っておりませんが、一歩間違えば重大な結果になった恐れがあると考えられます。

現在、船舶に搭載されている耐火救命艇については、1974 SOLAS (改正)(日本籍船舶にあっては安全設備規則)の要件及び製造者の定める取扱説明書に従った保守・点検が実施されているものと推察致します。しかしながら、上記の事故に鑑み、搭載後10年以上を経過した耐火救命艇の空気自給装置用貯蔵容器(以下、容器という。)、特にその下側の錆び・腐食・きず等の状態を早急に点検し、その結果を本船のログブック等に記録し、その後も少なくとも5年ごとに点検・記録して頂きますようご推奨申し上げます。点検の結果再充填する必要がある場合、陸上の適切な施設において少なくとも内部検査及び耐圧試験を実施した後に行うよう併せてご推奨申し上げます。

また、2003年1月1日以降のSE(日本籍船舶にあっては安全設備)定期的検査の際、貴社による容器の定期的点検が実施されていることを本船のログブック等により確認させて頂きます。

なお、本件に関してご不明な点は、以下の部署にお問い合わせください。

財団法人 日本海事協会 (ClassNK)
本部 管理センター 検査技術部
住所: 東京都千代田区紀尾井町4-7 (郵便番号 102-8567)
Tel.: 03-5226-2027 / 2028
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