テクニカルインフォメーション - テキスト版 -
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ISMコードに関するIMOガイダンス疲労の軽減と管理について
この度IMOの第74回海上安全委員会において、人の疲労問題と船舶の安全を考慮したガイダンス”GUIDANCE ON FATIGUE MITIGATION AND MANAGEMENT”がMSC/Circ. 1014(12 June 2001)として採択され、ISMコードの安全管理システムに疲労問題を取り入れるように要請しております。このガイダンスには、附属書として指針が添付されていますが、その指針には、それぞれ異なる関係者に対する学習単位として、独立完結的な下記に示す9個のモジュール(M)が含まれています。
M1 疲労
M2 疲労と部員
M3 疲労と職員
M4 疲労と船長
M5 疲労と教育訓練および指導員
M6 船上疲労と船主・運航者・管理者
M7 船上疲労と造船技術者
M8 疲労と水先案内人
M9 疲労とタグボート要員
Appendix 疲労関連の文書と書式
M1には、疲労の定義と疲労に関する全般的な事が記述されてあり、最近の事故データと研究によれば、疲労はそれが行動能力に与える影響の故に、人間の過失の原因となりうると述べています。 疲労に起因する人間の過失は、現在では様々の海難の原因と見なされています。M1は、また海員に関連する一般的な疲労の原因として、睡眠不足、低質の休養、ストレスおよび過剰な作業を挙げ、それらについて詳細に説明しています。さらにM1は、疲労とその影響を理解するための、基礎的な概念について述べています。
M2, M3およびM4は、船舶の部員、職員および船長に対する学習単位です。ここでは、人の疲労を見分ける方法として、遂行能力の減損と関連する症状を比較して並べています。さらに、疲労を引き起こす原因として、睡眠不足、低質の眠り、不十分な休息、ストレス、騒音や振動、過剰な仕事量など13種の事由を挙げています。 次に、どうしたら人は疲労を予防し、軽減出来るかに付いて述べています。M3とM4には、職員および船長として実施できる乗組員の疲労軽減対策が述べられています。
M5、M6およびM7は、陸上の教育管理者、船主・運航者および造船技術者に対する学習単位です。この単位で、疲労は船舶の安全運行にとって重要な問題であり、船上で行われる疲労防止活動に陸上の要員は、どのように関与できるかということを示唆しています。
M8とM9は、水先案内人およびタグボート要員に対する学習単位であり、それぞれの職域では何が疲労を引き起こし、如何にしたら疲労を予防し軽減できるかについて述べられています。
付録には、疲労に関連する文書と書式が収録されており、付録1から8には文献集、モデル、書式、IMO決議や文書などが含まれています。
ここにその仮訳を添えお知らせ致しますので、貴社の安全管理システムの向上にお役立て戴ければ幸甚です。尚、原文はIMOのホームページhttp://www.imo.org/HOME.htmlに掲載されておりますのでご参照下さい。
添付: IMO MSC/Circ. 1014 “GUIDANCE ON FATIGUE MITIGATION AND MANAGEMENT”『疲労の軽減と管理に関するガイダンス(仮訳)』
本件に関し、ご不明な点がありましたら、本会安全管理システム部までお問い合わせください。
お問い合わせ先: 安全管理システム部
Tel: 043-294-5999 Fax: 043-294-7206
E-mail: smd@classnk.or.jp
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