テクニカルインフォメーション - テキスト版 -

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このテクニカル インフォメーションは、2007 年 08 月 31 日付で絶版となっています。

IMOにおける現存貨物船へのVDR設置要求に関する審議

発行番号: 英語版 (228kb)

連絡先:

発行日:2001 年 09 月 05 日

VDR(Voyage Data Recorder)は航空機のブラックボックスの船舶版で,事故発生当時の船橋に於ける音声やVHF通信状況と船速や針路などの船舶の状況が12時間分記録されるもので、2000年12月に採択されたSOLAS条約の改正(MSC.99(73))で搭載が義務づけられています。適用については以下のとおりになっています。

(確定事項)

(a) 新造船(2002年7月1日以降起工の船舶)
I) 国際航海に従事する旅客船
ii) 国際航海に従事する3,000GT以上の貨物船
(b) 現存船
I) 国際航海に従事するRo-Ro旅客船 2002年7月1日以降の最初の検査まで
ii) 国際航海に従事するその他の旅客船 2004年7月1日まで

(今後の検討課題)

 現存貨物船の遡及適用については,条約改正案の審議においては決着がつかず、今後の検討課題とすることが決議MSC109(73)として採択されていました。

 これを受けて2001年7月に開催されたNAV小委員会では、VDRを現存貨物船に要求することの実現可能性(feasibility study)を技術問題を扱う作業部会で検討、この検討結果は来年7月に開催される次回NAV小委員会へ報告されることになっています。

 なお、本件は2004年まで1月までにはNAV小委員会で結論を出すことが求められており、その後、上位機関であるMSC(海上安全委員会)へ報告され最終的に条約を改正するか決定される手続きとなっております。

添付 Resolution MSC.109(73)(英文)
SOLAS V/20規則(2002年7月1日発効)(英文)


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