テクニカルインフォメーション - テキスト版 -
ClassNK テクニカル インフォメーションのテキスト(先頭から約 2000 字分)を表示します。
詳細については、発行番号をクリックして、PDF ファイルを参照下さい
このテクニカル インフォメーションは、2001 年 12 月 31 日付で絶版となっています。
ブラジルに入港する船齢18年以上のばら積貨物船の現状検査について(その2)
標記の現状検査について、ブラジル政府が Decree No.0007 を制定したことはさきの弊会テクニカルインフォーメーションNO.161にてお知らせいたしましたとおりですが、今般このDecree がさる6月26日以降正式に発効・実施されました。
この現状検査は、弊会リオデジャネイロ事務所及びすでに現状検査を経験された船主殿から入手した情報によれば、現在つぎのとおり実施されておりますので、ご参考までにお知らせ致します。
記
1.現状検査の適用
1)船齢は、ロイド船級協会発行の Register Book 記載の建造年より起算されます。
2) 6月26日以降はじめてブラジルの港に入港する船舶は、必ず現状検査を要求されます。
この検査結果が良好であれば、その後12ヵ月以内の入港時に於ける現状検査は免除されます。その場合ブラジル政府(DPC)は、免除証書を発行するとのことです。
尚、現状検査に先立ってテクニカルインフォーメーションNO.161でお知らせ致しましたとおり各種の書類をDPCへ提出する必要があります。
2.検査申請
1) 検査申請書は、船主殿よりブラジル政府が承認した船級協会(NK,ABS,BV,DNV,
GL,LRおよびRINA)のうち、本船が登録されている船級以外の船級協会へ提出して戴くことになります。
2)検査場所及び日時が決まりましたら、3日前までにDPCへ連絡して下さい。
3.検査準備
1)次に示す書類を本船に備えて下さい。
A.前回の入渠時あるいは定期検査時の板厚計測結果を含む検査記録書
b.船級協会発行の各種条約証書類の有効期限及び次回検査日並びに船級検査の次回検査日を示す書類(サーベイステイタス)
c.全ての条約証書、国籍証書及び船級証書
d.船主、運航者、荷主、船舶保険、貨物保険及び P & I CLUB に関する書類
e.船級協会が承認した次の図面
一般配置図、外板展開図、中央横断面図、横隔壁及び縦通隔壁図、及び船体構造図
2)板厚計測業者(添付資料をご参照下さい)を事前に手配して下さい。
尚、本船にも板厚計測器を備えられることをお薦め致します。
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3)バラストタンクは、極力バラスト水を排出し、適宜マンホールを開放のうえ通気を行って下さい。
4.検査内容
今までに現状検査が実施された船舶の場合、その検査内容はほぼ次のとおりです。
1)書類審査
上記3.1) に示す各種書類を本船上にて審査
2)検査の程度
主として、船体の年次検査相当の検査に加えて全貨物倉の内部検査及び数個のバラストタンクの内部検査
3)板厚計測
船殼構造部材について、約200点前後を計測
4)所要時間
約5、6時間にわたり検査を実施(尚、中には3日間を要したものもあります)
5)その他
DPCの検査官が訪船し、船級検査員と共に本船を検査致します。
5.検査報告書
検査を実施した船級検査員が、所定の報告書(添付資料をご参照下さい)をDPCへ提出すると同時に、船主殿へもこの報告書及び写真(もしあれば)を提出致します。
ブラジル政府(DPC)の連絡先は、次のとおりです。
MINISTERIO DA MARINA
DIRECTORIA DE PORTOS E COSTAS (DPC)
住所 : Rua 1 de marco, 118/15 andar
Centro-Rio de Janeiro
BRAZIL
電話 : 55-21-216-5228
FAX : 55-21-216-5202
尚、弊会は本件に関するお問い合わせあるいはご相談に応じております。窓口はテクニカルサービス部となっておりますので、御利用下さい。
敬具
添付 1.ブラジルに於ける板厚計測業者名
2.検査報告書書式