テクニカルインフォメーション - テキスト版 -

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MSC 109の審議結果の紹介

発行番号: 英語版 (2152kb)

連絡先:

発行日:2025 年 05 月 01 日

2024年12月2日から12月6日にかけて第109回海上安全委員会(MSC 109)が開催されました。今般、IMOよりMSC 109の議事録及び決議並びにサーキュラーが発行されたことから、次の通り同会合の情報及び審議結果をお知らせいたします。

1. 採択された条約及び関連コードの主要な改正
今回の会合で採択された主要な義務要件は以下の通りです。

(1) IGCコードの改正(添付1, 2参照)
アンモニア燃料船の就航を見据え、安全措置を講じた上で毒性プロダクトを燃料として使用可能にするためのIGCコード16章の改正が採択されました。また、併せて本改正の早期実施を促すMSCサーキュラーが発行されました。

適用: 2026年7月1日

(2) IGFコードの改正(添付3参照)
燃料タンクの船底外板からの保護距離の要件におけるサクションウェルの取扱い、管装置の圧力逃し弁からの放出を燃料タンクに導く要件、開放甲板上の燃料タンクに面する居住区域等の防熱の要件の要件、危険場所(Zone 1及びZone 2)の定義等に関するIGFコードの改正が採択されました。

適用: 次のいずれかに該当する船舶
1. 2028年1月1日以降に建造契約が行われる船舶
2. 2028年7月1日以降に起工又は同等段階にある船舶(建造契約がない場合)
3. 2032年1月1日以降に引渡しが行われる船舶
ただし、燃料タンクの船底外板からの保護距離の要件において、サクションウェル部が突き出して良い範囲に関する要件(5.3.3.5.1及び5.3.4.2)については現存船にも適用される。

(次頁に続く)