テクニカルインフォメーション - テキスト版 -

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MEPC 81の審議結果の紹介

発行番号: 英語版 (2495kb)

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発行日:2024 年 05 月 30 日

2024年3月18日から22日に国際海事機関(IMO)第81回海洋環境保護委員会(MEPC 81)が開催されました。
今般、IMOよりMEPC 81の議事録及び決議並びにサーキュラーが発行されたことから、次の通り同会合の情報及び審議結果をお知らせ致します。

1. 温室効果ガス(GHG)関連
2023年7月に開催されたMEPC 80では、国際海運からのGHG排出削減目標を強化するための、2023年版IMO GHG削減戦略が採択されました。今回のMEPC 81では、強化された削減目標の達成に向けて、燃料消費実績報告制度(IMO DCS, Data Collection System)、就航船のエネルギー効率指標(EEXI, Energy Efficiency Existing Ship Index)関連規制及びCII燃費実績格付け制度の見直し作業と共に、中期対策及び船舶燃料のライフサイクル評価などの議論が行われました。

(1) 燃料消費実績報告制度の見直し
2019年より燃料消費量等の運航データの収集及び報告が義務付けられているIMO DCSについて、主に報告データの粒度の強化及び報告する項目を拡充するための見直し作業が2022年より進められてきました。前回MEPC 80では、IMO DCSで報告すべき項目を追加するためのMARPOL条約附属書VI付録IXの改正案が承認されました。

今回の会合では、前回MEPC 80で承認された改正案が採択されました。本改正により、燃料を使用する機器ごとの合計燃料消費量や、航海以外での合計燃料消費量などがIMO DCSの報告項目として追加されます。詳細につきましては下記4.1項をご参照ください。

また、これを受けIMO DCSで新たに報告が要求される項目に関連する用語の定義や計測方法について議論され、実貨物量を基に算出する「貨物輸送量」の詳細などを含む「船舶エネルギー効率管理計画書(SEEMP, Ship Energy Efficiency Management Plan)の作成に関するガイドライン」及び「船舶燃料消費量データ及びCIIの認証に関するガイドライン」の改正が採択されました。
(添付2: 決議MEPC.385(81)、添付4: 決議MEPC.388(81)及び添付5: 決議MEPC.389(81)参照)

(次頁に続く)