テクニカルインフォメーション - テキスト版 -

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IMO-DCS及びCII規則におけるバイオ燃料の使用に関するIMO暫定ガイダンスの取扱いについて

発行番号: 英語版 (996kb)

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発行日:2023 年 09 月 13 日

第80回海洋環境保護委員会(MEPC 80)において、MARPOL附属書VIの第26規則、第27規則及び第28規則(IMO-DCS及びCII規則)におけるバイオ燃料の使用に関するIMO暫定ガイダンス(MEPC.1/Circ.905)が承認されました。これにより、条件を満たすバイオ燃料のCO2換算係数(Cf)を計算し、IMO-DCS及びCII規則において使用することができます。

バイオ燃料の使用に関する暫定ガイダンスの概要等について、以下のとおりお知らせいたします。

1. バイオ燃料の使用に関する暫定ガイダンスの概要

2022年CIIの計算方法に関するガイドライン(G1)(RESOLUTION MEPC.352(78) 2022 GUIDELINES ON OPERATIONAL CARBON INTENSITY INDICATORS AND THE CALCULATION METHODS (CII GUIDELINES, G1))では、燃料油の種類が関連するガイドラインに含まれていない場合、燃料供給者が文書証拠とともにその油種のCO2換算係数(Cf)を提供することが規定されています。

一方で、IMOにおいて、舶用燃料の製造から消費までのライフサイクル(Well-to-Wake)におけるGHG排出に関するLCAガイドラインが継続的に議論されていますが、LCAガイドラインが開発されるまでの間、バイオ燃料の使用に関する暫定ガイダンスを適用することで以下の条件を満たすバイオ燃料のCO2換算係数(Cf)を計算し、IMO-DCS及びCII規則において使用することが可能になりました。

IMO-DCS及びCII規則において使用できるバイオ燃料の条件:
(1) 国際的な認証制度(ISCC、RSB等)1により、持続可能性基準を満たすことが認証されており、かつ、
(2) 燃料のWell-to-WakeにおけるGHG強度が、33gCO2eq/MJ以下であるバイオ燃料

バイオ燃料のCO2換算係数(Cf)の計算式:
Cf [gCO2eq/g] = GHG強度 [gCO2eq/MJ] × 低位発熱量(LCV) [MJ/g]

なお、どのような場合でも、バイオ燃料のCf値は0未満にはなりません。ブレンド(混合)燃料の場合、そのCfは、各燃料のエネルギー毎の燃料使用量に応じてCfを加重平均して計算されます。

1 ICAOの認定持続可能性認証スキーム、および、CORSIA適合燃料に関するCORSIA持続可能性基準(Chapter 2)をご参照ください。

(次頁に続く)