テクニカルインフォメーション - テキスト版 -
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MSC 107の審議結果の紹介
2023年5月31日から6月9日にかけて第107回海上安全委員会(MSC 107)が開催されました。今般、IMOよりMSC 107の議事録及び決議並びにサーキュラーが発行されたことから、次の通り同会合の情報及び審議結果をお知らせ致します。
1. 採択された条約及び関連コードの主要な改正
今回の会合で採択された主要な義務要件は以下の通りです。
(1) 揚貨設備及びアンカーハンドリングウインチの安全要件に関するSOLAS条約II-1章の改正(添付1参照)
SOLAS条約上で揚貨設備及びアンカーハンドリングウインチに対する安全要件を策定するためのSOLAS条約II-1章の改正が採択されました。本改正により、新造船及び既存船に搭載される当該設備に対し、下記3.2(1)のガイドラインに従った詳細検査及び荷重試験が要求されます。
適用: 2026年1月1日
(2) パーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)を禁止するためのSOLAS条約II-2章等の改正(添付1、5、6参照)
PFOSを含む消火器の使用を禁止するためのSOLAS条約II-2章及び1994/2000 HSCコードの改正が採択されました。
適用: 2026年1月1日
(3) 電子傾斜計の搭載に関するSOLAS条約V章及びSE証書書式の改正(添付1、2、3参照)
3,000GT以上のバルクキャリア及びコンテナ船に対し、電子傾斜計の搭載を要求するためのSOLAS条約V章の改正が採択されました。また本件に関連し、SE証書上のParticulars of shipにコンテナ船を追加する書式改正が採択されました。本要件は、新造のSOLAS条約XII章適用のバルクキャリア及び主としてコンテナを運送する船舶に適用されます。
適用: 2026年1月1日
(次頁に続く)