テクニカルインフォメーション - テキスト版 -

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MEPC 79の審議結果の紹介

発行番号: 英語版 (2517kb)

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発行日:2023 年 03 月 27 日

2022年12月12日から16日に第79回海洋環境保護委員会(MEPC 79)が開催されました。
今般、IMOよりMEPC 79の議事録及び決議並びにサーキュラが発行されたことから、次の通り同会合の情報及び審議結果をお知らせ致します。

1. 温室効果ガス(GHG)関連
地球温暖化対策の観点から、温室効果ガス(GHG)排出の抑制が世界的な課題となっている中、国際海運からのGHG抑制対策はIMOにて検討が進められており、IMOでは現在までに、エネルギー効率設計指標による規制(EEDI/EEXI)、船舶エネルギー効率管理計画書(SEEMP)の所持、及び燃費実績(CII)格付け制度を導入しています。

また、GHG削減目標とGHG排出削減策の候補を盛り込んだIMO GHG削減戦略が採択され、国際海運の脱炭素化に向けたGHG削減手法について審議が行われています。

(1) EEDI計算ガイドラインの改正
エタン運搬船を中心に船舶燃料としてのエタンの利用が増加していることから、エタンの低位発熱量及びCO2換算係数を追加した2022年版EEDI計算ガイドラインが採択されました。
(添付4: 決議MEPC.364(79)参照)

(2) EEDI検査認証ガイドラインの改正
EEDIの算出にあたっては、海上速力試験の結果を踏まえた平水中速力の計算が必要となります。海上公試時の外乱(風、波浪、潮流、浅水、排水量、水温)の影響を排除した速力を求めるための解析・計算方法について、現行のEEDI検査認証ガイドラインでは、「ISO 15016:2015」と「2017年版ITTCガイドライン」のいずれかの基準に従うことが規定されています。

2021年にITTCガイドラインが改正されたため、EEDI検査認証ガイドラインで引用されている当該規定について審議を行った結果、「2017年版ITTCガイドライン」に加え、改正された「2022年版ITTCガイドライン」を引用することが合意され、2022年版EEDI検査認証ガイドラインとして採択されました。
(添付5: 決議MEPC.365(79)参照)

(次頁に続く)