テクニカルインフォメーション - テキスト版 -
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MSC 106の審議結果の紹介
2022年11月2日から11日にかけて第106回海上安全委員会(MSC 106)が開催されました。今般、IMOよりMSC 106の議事録及び決議並びにサーキュラーが発行されたことから、次の通り同会合の情報及び審議結果をお知らせ致します。
1. 採択された条約及び関連コードの主要な改正
今回の会合で採択された主要な義務要件は以下の通りです。
(1) 燃料油の使用における安全性強化のためのSOLAS条約II-2章の改正(添付1参照)
供給される燃料油がSOLAS条約II-2章4.2.1規則に適合していること等を示す燃料油供給業者の署名付宣言書の補油前の提供、及びbunker delivery noteに引火点の情報を記載することを強制化するためのSOLAS条約II-2章の改正が採択されました。
適用: 2026年1月1日
(2) 洋上作業員運送の安全に関する国際コード (IPコード) (添付2、7参照)
IPコードの新規制定及び同コードを強制化するためのSOLAS条約XV章の制定が採択されました。同コードは12人を超える作業員を運送する500GT以上の貨物船及び高速艇が適用対象となります。
適用: 2024年7月1日
(3) IGCコードの改正(添付3参照)
設計温度が-55°Cより低く-165°Cまでの貨物タンク又はプロセス用圧力容器及び二次防壁用の板、形材及び鍛造品に関するIGCコード表6.3に高マンガンオーステナイト鋼を含める改正が採択されました。
適用: 2026年1月1日
(次頁に続く)