テクニカルインフォメーション - テキスト版 -

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MSC 104の審議結果の紹介

発行番号: 英語版 (1987kb)

連絡先:

発行日:2021 年 11 月 18 日

2021年10月4日から8日に第104回海上安全委員会(MSC 104)が開催されました。昨今の新型コロナウィルス感染拡大の影響により、本会合はロンドンの国際海事機関(IMO)本部ではなくリモートで開催されました。今般、IMOよりMSC 104の議事録及び決議並びにサーキュラーが発行されたことから、次の通り同会合の情報及び審議結果をお知らせ致します。

1. 採択された条約及び関連コードの主要な改正
今回の会合で採択された主要な義務要件は以下の通りです。

(1) 1988年のLL議定書及びIGCコードの改正(添付1、2参照)
貨物船の浸水時の残存要件で考慮すべき水密戸を明確にするための1988年のLL議定書27規則(13)(a)及び関連するIGCコードの改正が採択されました。

適用: 2024年1月1日

2. SOLAS条約及び関連コードの臨時的な改正サイクル
SOLAS条約の改正は、通常4年毎に発効することになっています。また、改正の採択から発効までの最短期間は18か月と定められています。これらの規定によると、2024年に発効するためには、次回のMSC 105(2022年4月)において条約改正を採択する必要があります。MSC 106以降で採択された条約改正は2028年に発効することになります。
しかしながら新型コロナウィルスの感染拡大により、本来2024年1月1日に発効する予定であった改正案の承認・採択のための最終化作業が遅延しております。
この状況を鑑み、2024年7月1日より前に採択されたSOLAS条約の改正案については2026年1月1日を発効日とする臨時的な改正サイクルを設けることが合意されました。

(次頁に続く)