テクニカルインフォメーション - テキスト版 -

ClassNK テクニカル インフォメーションのテキスト(先頭から約 2000 字分)を表示します。
詳細については、発行番号をクリックして、PDF ファイルを参照下さい

MSC 103の審議結果の紹介

発行番号: 英語版 (1908kb)

連絡先:

発行日:2021 年 08 月 03 日

2021年5月5日から14日に第103回海上安全委員会(MSC 103)が開催されました。今回の会合は、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、ビデオ会議での開催となりました。今般、IMOよりMSC 103の議事録及び決議並びにサーキュラーが発行されたことから、次の通り同会合の情報及び審議結果をお知らせ致します。

1. 採択された条約及び関連コードの主要な改正
今回の会合で採択された主要な義務要件は以下の通りです。

(1) 貨物倉に対する水面探知器の設置(添付1参照)
ばら積貨物船とタンカー以外の船舶で、複数の貨物倉を有する船舶の乾舷甲板より下方の乾貨物倉に対し、水面探知器の設置を義務付けるSOLAS条約II-1/25-1の改正が採択されました。

適用: 2024年1月1日

(2) SOLAS条約III章、 LSAコード及び決議 MSC.81(70)の改正(添付1、4、5参照)
20,000GT以上の貨物船に搭載される救命艇に対して要求される静穏な水面での5ノット進水試験の要件について、自由降下進水式救命艇を適用外とするための、SOLAS条約III/33、LSAコード及び救命設備の試験に関する勧告(決議 MSC.81(70))の改正が採択されました。SOLAS III章及びLSAコード改正の早期適用については下記2.(2)参照。

適用: 2024年1月1日

(3) 2011 ESPコードの改正(添付2参照)
二重船側油タンカーの初回更新検査における板厚計測要件を見直すための、2011 ESP
コードの改正が採択されました。

適用: 2023年1月1日

(次頁に続く)