テクニカルインフォメーション - テキスト版 -

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低硫黄適合油使用時に発生する2ストローク主機シリンダライナのスカッフィングや過大な摩耗、ピストンリングの摩耗、固着や折損、ピストンクラウン及びリング部の堆積物の生成について

発行番号: 英語版 (182kb)

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発行日:2021 年 06 月 02 日

2020年1月1日以降の船舶燃料油中の硫黄分濃度0.5%以下の規制に適合した燃料油(以下、適合油)を使用した2ストローク主機関で、シリンダライナのスカッフィングや過大な摩耗、ピストンリングの摩耗、固着や折損、ピストンクラウン及びリング部の堆積物の生成などのケースが散見的に報告されております。図1はスカッフィングが発生したシリンダライナで、図2はピストンリング部に発生した堆積物です。
つきましては、弊会がこれまでに調査した適合油の性状に関する情報と共に、上記の損傷に取りうる対策をお知らせ致しますので、必要に応じて下記にて推奨しております掃気ポートからの点検とシリンダ油ドレンの鉄分濃度分析を実施いただきますようお願い致します。

先ず、弊会がこれまでに調査した適合油の性状についてですが、一般的に従来の高硫黄残渣油と比べて性状のばらつきが大きいものの、表1に示すとおり確認したサンプルの範囲ではISO8217で定められている基準を満足しています。

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