テクニカルインフォメーション - テキスト版 -

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コンピュータシステムに関する関連規則等適用について

発行番号: 英語版 (134kb)

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発行日:2021 年 05 月 14 日

2017年6月16日付ClassNKテクニカル・インフォメーションTEC-1114(絶版)及び2018年2月28日付ClassNKテクニカル・インフォメーションTEC-1145により、コンピュータシステムに関する関連規則の改正等についてお知らせしております。今般、昨今の状況を鑑みTEC-1145 にてお知らせしてきた内容の見直しを実施し、TEC-1235として発行することといたしました。
これに伴い、ClassNKテクニカル・インフォメーションTEC-1145は絶版といたします。

IACS統一規則E22(Rev.1)では、船舶の制御・警報・安全システム等にコンピュータシステムを使用する場合のシステムの構成、機能要件等を規定しており、弊会はこれを関連規則に取り入れました。更に、IACS は昨今のコンピュータシステムのソフトウエアの品質管理の重要性に注目し、同統一規則の見直しを実施いたしました。これにより船舶で使用されるコンピュータシステムに対する関係者の役割、並びに、コンピュータシステムに用いるソフトウエア(以下、「SW」という)及びハードウェア(以下、「HW」という)のライフサイクルにおける品質管理に関する要件を明確にすべく、IACS 統一規則E22(Rev.2)が2016年6月に採択されました。
これに伴い、弊会関連規則及び検査要領を改正し、対象船、対象機器・システムに適用してまいりましたが、本規則のこれまでの適用状況及び多様化するコンピュータシステムへの対応、各方面より寄せられましたご照会事項等を鑑み、ClassNKテクニカル・インフォメーションTEC-1145を改訂いたします。

[規則の概要]
本規則は、鋼船規則検査要領D編 附属書D18.1.1に規定のとおり、船舶で使用されるコンピュータシステムのSW及びHWに適用するものです。これらのSW及びHWは、それらの故障が与える影響度を3つのレベルに分類し、その分類に従い規則が適用されます。
また、本規則を運用する上で、所有者、統合者、供給者の責任や役割が定められております。特に統合者は従来にはなかった概念であり、「統合システム」を搭載する場合のみに存在する管理責任者となります。この「統合システム」とは、複数の機器・システムが接続され相互に制御し合う、又は、複数のシステムを統合する上位システムが存在するようなシステム(例えば液化ガス運搬船における貨物監視制御、ガス燃料供給制御、ガス再液化制御等を統括するIAS等)のことを言います。

1. コンピュータシステムの分類
鋼船規則検査要領D編 附属書D18.1.1 2.2.2項において、コンピュータを使用しているシステムを表2.1に従い分類するよう規定しております。

(次頁に続く)