テクニカルインフォメーション - テキスト版 -

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MSC 98の審議結果の紹介

発行番号: 英語版 (3094kb)

連絡先:

発行日:2017 年 09 月 01 日

2017年6月7日から16日にIMO(英国・ロンドン)において第98回海上安全委員会(MSC 98)が開催されました。今般、IMOよりMSC 98の議事録及び決議並びにサーキュラーが発行されたことから、次の通り同会合の情報及び審議結果をお知らせ致します。

1. 採択された条約及び関連コードの主要な改正
今回の会合で採択された主要な義務要件は以下の通りです。

(1) 区画と損傷時復原性要件の改正(添付1参照)
区画及び損傷時復原性に関するSOLAS条約 II-1章の改正が採択されました。主な改正内容は以下の通りです。
(i) 客船の要求区画指数R (6規則)
旅客船の要求区画指数Rを、旅客数400人以下,400から1350人、1350から6000人、6000人超の4ケースに応じたクライテリアとする改正。
(ii) 二重底に設けられるウェル (9規則)
旅客船及びタンカー以外の貨物船の二重底に設けられるウェルについて、ウェルの底からキール線に一致する面までの垂直距離は、500mmもしくは要求される二重底高さの半分の距離のいずれか大きい方以上とし、満足しない場合には、9.8規則の船底損傷時復原性計算を満足することを要求する改正。
(iii) 貨物船の船首隔壁弁へのバタフライ弁の使用 (12規則)
貨物船の船首隔壁弁へのねじ下げ弁の使用に関し、代替手段としてバタフライ弁の使用を認める改正。ただし、バタフライ弁は弁座またはフランジで適切に支持され、乾舷甲板上から操作できなければならない。
(iv) 旅客船に対する損傷制御訓練の実施 (19-1規則)
全ての旅客船に対し、損傷制御訓練に含めるべき内容を規定し、定期的な損傷制御訓練の実施を要求する改正。

適用: 2020年1月1日発効

(次頁に続く)