テクニカルインフォメーション - テキスト版 -

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MEPC 70の審議結果の紹介

発行番号: 英語版 (2968kb)

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発行日:2017 年 03 月 10 日

2016年10月24日から28日にかけて開催されたIMOの第70回海洋環境保護委員会(MEPC 70)での情報及び審議結果について、次の通りお知らせいたします。

1. バラスト水管理条約関連
船舶のバラスト水の移送による海洋生態系への悪影響を防止するため、バラスト水管理条約が2004年に採択されています。同条約では、船舶に対して沖合におけるバラスト水交換を実施するか、バラスト水排出基準を満足するバラスト水処理装置を使用したバラスト水交換が要求されています。
同条約は、フィンランドの批准により2016年9月8日に発効要件を満たしたため、2017年9月8日に発効いたします。

(1) 条約の批准状況
フィンランドの批准の後、パナマ、ニュージーランドが批准しており、批准国数は54ヶ国、合計商船船腹量に対する比率は53.30%となっています。

(2) バラスト水処理装置の搭載時期見直し
2013年に開催された第28回IMO総会において、バラスト水処理装置の現存船に対する搭載義務期限を、条約発効後に行われる最初のIOPP更新検査まで延長することを認める総会決議A.1088(28)が採択されました。前回のMEPC 69でこの内容を反映したバラスト水管理条約 B-3規則の改正案が承認されており、条約発効後の2018年春に開催されるMEPC 72で採択される予定となっています。
今回の会合で、インドとリベリアは、修繕ドックの容量不足等を鑑み、現存船への搭載義務期限を前述の改正案よりも更に延長することを提案しました。審議の結果、前述の改正案通りの搭載義務期限を維持すべきとの意見と、IOPP更新検査以降の適切な時期まで更なる延長が必要との意見に分かれました。
このため、前回会合の結論である前述の改正案の内容を維持する一方、インドとリベリアの提案を基に関係国が提示した代替案も含めて、次回MEPC 71で更なる審議を行うことが合意されました。

(次頁に続く)