テクニカルインフォメーション - テキスト版 -
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このテクニカル インフォメーションは、2024 年 07 月 05 日付で絶版となっています。
荒天下における操船性を維持するための最低推進出力要件について(EEDI関連規定)
エネルギー効率設計指標(EEDI: Energy Efficiency Design Index)の規制値への適合が要求される船舶に対して適用される最低推進出力要件については、ClassNK テクニカル・インフォメーションNo.TEC-1017にてお知らせしておりますが、今般、当該要件を定めるためのガイドラインが改正されましたので、以下の通りお知らせいたします。
これにより、2014年12月26日付発行のClassNK テクニカル・インフォメーションNo.TEC-1017を絶版といたします。
1. 背景
MARPOL条約附属書VIの第21規則によりEEDI規制値への適合が要求される船舶にあっては、同21.5規則により、荒天下における操船性を維持するため、IMOが策定するガイドラインに従って一定以上の推進出力を有することが要求されます。
2013年5月に開催されたIMO第65回海洋環境保護委員会(MEPC 65)において、船舶が備えるべき最低推進出力を決定するための暫定ガイドライン(以下、最低推進出力暫定ガイドライン)が採択されました。また、2014年10月に開催されたMEPC 67における審議の結果、適用対象船舶及び評価手法(Level 1/Level 2)を維持したまま、最低推進出力暫定ガイドラインをフェーズ1の期間(2015年1月から2019年12月)まで、延長適用することが合意されました。
一方、MEPC 67において、安全性に対する懸念から最低推進出力暫定ガイドラインの要件強化を強く主張する一部意見があり、MEPC 68以降に引き続き審議されることになりました。
2. 最低推進出力暫定ガイドラインの一部改正
2015年5月に開催されたMEPC 68の審議の結果、Level 1評価の要件を改正することが合意され、最低推進出力暫定ガイドラインの一部改正が採択されました。Level 2評価については、現在欧州や日本で実施されている学術的な調査研究の成果が得られるまでは改正せず、現行の要件を維持することが合意されました。
なお、改正ガイドラインの適用期日については、採択後6か月の導入期間を設けることが合意され、2015年11月16日以降に建造契約が結ばれる船舶に適用されることとなりました。
(次頁に続く)