ネットゼロ達成の切り札として、洋上風力発電の導入が世界中で加速しています。一方、以前のウェビナーで考察したように、洋上風力発電の開発、運用・保守(O&M)、および撤去のプロセス全体におけるサプライチェーンの持続可能性や温室効果ガス(GHG)排出に対する一層厳格な基準の策定も求められています。

今回のウェビナーでは、洋上風力発電のライフサイクルにおけるGHG排出量の中で、クルー・トランスファー・ベッセル(CTV)やサービス・オペレーション・ベッセル(SOV)といったサポート船の運航による排出が大きな割合を占めているという事実に注目し、より持続可能な洋上風力発電を実現するために、これらのサポート船の脱炭素化に向けての取り組みについて、欧州事例を中心に最新の動向を詳しく紹介します。本プログラムでは、まず洋上風力発電の基礎情報とそのライフサイクル全体(開発、運用・保守、解体)にわたる取り組みを概観し、その後、サポート船市場の動向と脱炭素化の進展について、SOVとCTVに焦点を当て、解説いたします。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

<プログラム>
  1. 開会ご挨拶(5分)
    - 日本海事協会 環境部長 越智 宏
  2. 洋上風力発電のネットゼロ対応(20分)
     - 株式会社KENCY プレジデント&CEO ; 山口 健一郎
  3. 洋上風力サポート船の脱炭素化 (40分)
    ‐ Carbon Trust、Senior Manager、 Sam Strivens
    o 全体概要
    o SOVの市場動向と脱炭素化
    o CTVの市場動向と脱炭素化
  4. 質疑応答 (20分)
(講演タイトルはすべて仮題です。)


<日時>:2024年10月24日(木曜日)13:30 – 15:00

<形式>:Zoom利用(2チャンネル方式、オリジナル言語と日本語のみを選択可能)

<参加費>:無料

<参加登録リンク>: https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_SdeXwKKMRmeSDiF6hNbGlQ#/
(開催前日まで申し込み可能)

<添付資料>洋上風力発電のネットゼロ対応
<添付資料>Decarbonization of offshore wind support vessels webinar slides
<添付資料>Decarbonization of offshore wind support vessels webinar slides in Japanese