Press Release
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川崎汽船の社有林におけるCO2吸収量算定に対し検証声明書を発行 ~本会初となる森林に対する認証を実施~
2024年7月24日
一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、川崎汽船株式会社が保有、管理する群馬県沼田市の森林の2023年度(2023年4月1日~2024年3月31日)の直接的CO2吸収量を対象とした「GHG吸収量報告書」に対し検証を実施し検証声明書を発行しました。森林に対する認証*1は本会初となります。
カーボンニュートラルの達成に向けては、温室効果ガスの排出削減だけでなく、農林業・土地利用分野におけるCO2吸収源対策も重要となっており、企業においてもESG活動の一環として森林などへの投資が進んでいます。
本会はこれまでの海上輸送・航空輸送といった物流分野でのCO2削減認証などの第三者認証の経験を活かし、川崎汽船が林野庁のガイダンス(「森林による二酸化炭素吸収量の算定方法」)に基づいて算定した、「GHG吸収量報告書」に対し、第三者認証を実施しました。今後は森林におけるGHG吸収に関する審査体制も強化し、様々なGHG削減プロジェクトに対するニーズに応えていきます。
本会は認証フィールドの拡大を通じてお客様のESG活動を支援し、社会に貢献します。
以上
*1 適用基準
ISO14064-3:温室効果ガスに関する声明書の検証及び妥当性確認のための仕様及び手引
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