Press Release

2018年1月15日

一般財団法人日本海事協会（ClassNK）は、2月27日に今治、28日に尾道、3月1日に福岡、3月23日に東京にて「外国人労働者を含む造船所等における安全衛生の確保に関する経営者セミナー」（第3回）を開催します。本セミナーは、国土交通省等の後援を受けて実施するものです。

日本の造船業界・舶用工業界が競争力を維持していくためにはさまざまな課題がありますが、重要な課題の一つは「優秀な労働力の確保」です。そのためには「健康（H）・安全（S）・環境（E）が良好な職場」の確立が不可欠となります。この考え方は世界的にも重視され、HSE^*への取り組みが受注条件になっている場合があり企業の社会的評価の基礎的要件にもなっています。

一方、一昨年度より「外国人造船就労者受入制度」が導入されており、今では約8,000人の外国人技能実習生、造船就労者が活躍しています。

このような状況から「優秀な労働力の確保」問題に正面から取組むためには、日本人だけでなく外国人に対してもHSEを推進する事が重要です。今回のセミナーでは、本会講師陣に加え、世界のHSE活動に詳しい講師の方々をお招きして、造船所やオフショアにおける労働安全衛生の確保をテーマとした講演を実施します。

^*HSE（Health, Safety & Environment　management system）

-開催概要-
今治会場
開催日時	：	2月27日（火）9:00～12:30　（8:30受付開始）
会場	：	今治国際ホテル　2F　クリスタル
尾道会場
開催日時	：	2月28日（水）9:00～12:30　（8:30受付開始）
会場	：	グリーンヒルホテル尾道　3F ボンシェール
福岡会場
開催日時	：	3月1日（木）13:00～16:30　（12:30受付開始）
会場	：	TKPガーデンシティ博多　阿蘇1
東京会場
開催日時	：	3月23日（金）13:30～17:00　（13:00受付開始）
会場	：	一般社団法人日本溶接協会　溶接会館　2階ホール
		千代田区神田佐久間町4-20

※参加費は無料となります。また、参加には事前登録が必要となり、開催日の6日前まで本会ホームページにて受け付けています
（https://www.classnk.or.jp/nk_entry/index.aspx?lang=JA&id=128）

‐プログラム‐
【講演①】安全文化とそのものさし
講演者：一般財団法人日本海事協会　認証サービス企画部　児玉　猛

【講演②】外国人造船就労者の現況等に付いて（仮題）
講演者：東京会場以外：一般財団法人日本海事協会（講演者調整中）
　　　　東京会場：国土交通省又は一般財団法人日本海事協会（講演者調整中）

【講演③】造船業界に普及しつつあるHSEについて
講演者：一般財団法人日本海事協会　認証サービス企画部　　岸本　衛

【講演④】海外の造船所におけるHSEの取組みの紹介について
講演者：株式会社MOLシップテック　社長 吉田 清隆氏　

【講演⑤】オフショアにおけるHSEについて
講演者：三井海洋開発株式会社 コーポレートHSEQマネージャー　
岡見 節男氏

‐後援‐
国土交通省のほかに下記団体からの後援を得て開催します。
一般社団法人 日本造船工業会、
一般社団法人 日本中小型造船工業会、
一般社団法人 日本舶用工業会
一般社団法人 日本造船協力事業者団体連合会、
一般社団法人 日本溶接協会

以上

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