Press Release

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ClassNKアカデミーに船上のシステムおよび機器のサイバーレジリエンスのコースを新設 ~東京にて第1回を開催~

2024年4月1日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、ClassNKアカデミー*1の船級検査基礎パッケージの特別編として、「船上のシステムおよび機器のサイバーレジリエンス(IACS UR E27 Rev1)の解説」を新設しました。第1回を4月23日に都内で開催します。

このコースは、サイバーセキュリティに関する強制要件となるIACS統一規則(UR)E27 Rev1の詳細を解説するものです。本URは船舶の推進や操舵に関わる制御装置や安全システムなど、船上のシステムおよび機器を対象として、2024年7月1日以降に建造契約される新造船(国際航海に従事する500GT以上の船舶)に適用されます。

本URは産業機器のサイバーセキュリティに関わる国際規格のIEC62443*2をベースに策定されています。そこで、日本国内でIEC62443の認証業務に従事している、技術研究組合制御システムセキュリティセンター(CSSC)より講師を招き、IEC62443の基本的な考え方から、本URで要求されているセキュリティ機能およびセキュア製品開発ライフサイクルについて解説します。第1回の開催概要は次の通りです。

日時:2024年4月23日 10:00-16:30
会場:日本海事協会 本部 管理センター 別館大会議室
定員:20名
対象:舶用機器の開発者および設計者
受講料:33,000円(税込)/人
申込方法:ClassNKアカデミーサイト(https://academy.classnk.or.jp)にて受付(先着順)

以上

*1 ClassNKアカデミーは、本会が船級協会として培った知識と経験を基に、船舶の建造や保守、そして運航に携わる方々に業務上必要とされる基礎的な知識の習得に資するべく設立され、集合研修やEラーニングを通じ、様々なコースを提供しています。
*2 IEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)による
産業用オートメーションおよび制御システムのセキュリティ(Security for industrial automation and control systems)を対象とした国際標準規格

ClassNK - EOD

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