Press Release

標題:
Deep Sea Technologies社の「Cassandra」を 製品・ソリューション向けイノベーションエンドースメント認証

2024年3月7日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、ナブテスコ株式会社の子会社であるDeep Sea Technologies社が開発した船舶状態監視システム「Cassandra」に対し、イノベーションエンドースメントの製品・ソリューション向け認証*1を実施し、証書を発行しました。

「Cassandra」は、船舶からのパフォーマンスデータとAI技術を組み合わせ、船舶の現状をリアルタイムで把握することを可能にします。クラウドベースで稼働し、燃料消費量、CO2排出量、船体・機関の状態を陸上からモニタリングできるよう設計されています。

本会は「Cassandra」の備える、1. CO2排出量モニタリング、2. 船体モニタリングと指数評価、3. 主機モニタリングと機器の指数評価、4. 補機モニタリング、5. 船舶単位の全航行区間または日別のレポートおよびフリート単位のグループレポートの自動作成、6. AIモデルとの比較で検出された異常を含めた、アラートのリアルタイム通知、7. イベントログ(タイムライン)の表示、8. カスタマイズ可能なウィジェットダッシュボード、の各機能を確認しました。また、当製品を導入した本会船級船に“DSS”ノーテーション*2が付与可能であることを確認し、この度認証証書を発行しました。

本会は船舶、製品・ソリューション、プロバイダーを対象とするイノベーションエンドースメントをさらに推進し、革新的な技術や取り組みのサポートに努めてまいります。

以上


*1 本会は、革新技術の普及、発展を促すべく、製品・ソリューション向けイノベーションエンドースメント認証を提供しています。革新的な機能を有する機器やソフトウェアなどを対象とする第三者認証を通じ、製品やサービスの展開をサポートします。詳細は本会ウェブサイトの以下のページをご参照ください。

ホーム > 業務サービス > Innovation Endorsement Approach
https://www.classnk.or.jp/hp/ja/activities/techservices/dgd2030/iea/index.html

*2 先進的なデジタル技術を備えた船舶への船級符号の付記(ノーテーション)

ClassNK - EOD

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