Press Release
2024年2月1日
一般財団法人日本海事協会（ClassNK）は、2024年1月30日、日本工業倶楽部およびWeb会議システムにおいて2024年度第1回技術委員会を開催しました。技術委員会は、海運造船業界からの代表者および学識経験者で構成され、船級および検査に関する技術規則の制定改廃に関わる技術事項を審議・承認しています。
今回審議された改正案は41件で、全ての改正案が承認されました。
主な改正案は以下のとおりです。
- 業界要望に対応し、メタノールなどの低引火点燃料船に対するノーテーションへの使用燃料種別の明示、コンテナ固縛用金物に対する承認要領および製品検査に関する要件を制定
- 国際条約に対応し、洋上作業員を運送する船舶に対する要件（IPコードおよびSOLAS XV章）、また、潜水装置を搭載する船舶、設備、潜水作業の安全管理に対する要件（IMO 2023 Diving Code）を制定
- 国際条約およびIACS統一規則などに対応し、船上のシステムおよび機器のサイバーレジリエンスに関する要件を制定、船内騒音コードに従い実施される機器の校正の証明書に記載すべき内容を明示
全案件の内容は、本会ウェブサイトのマイページのユーザー登録により、「技術規則等の一部改正」にてご覧いただけます。
https://www.classnk.or.jp/account/ja/Rules_Guidance/ssl/amendments.aspx
以上
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