Press Release
2023年7月31日
一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、2023年7月27日、日本工業倶楽部およびWeb会議システムにおいて2023年度第3回技術委員会を開催しました。技術委員会は、海運造船業界からの代表者および学識経験者で構成され、船級および検査に関する技術規則の制定改廃に関わる技術事項を審議・承認しています。
今回審議された改正案は26件で、全ての改正案が承認されました。
主な改正案は以下のとおりです。
業界要望に対応し、JIS等公的規格に従って製造された管の使用可能範囲の拡大、冷媒圧縮機の圧力逃し装置について適用できる設計の選択肢の追加国際条約に対応し、GMDSS関連機器要件の改正、CII評価の明確化をはじめとするMARPOL条約附属書VIの統一解釈の取り入れ、複数船倉貨物船への水位検知警報装置の設置義務付け国際条約および関連するIACS統一規則に対応し、ESPコード改正に基づくばら積み貨物船のバラストタンク等の内部検査に関する要件の強化など、係留設備の配置、選定、点検、保守に関わる要件の改正コンピュータシステムの設計、構築、試験、保守の各段階における既存規則要件に最新のIACS統一規則を反映の上、鋼船規則X編として新規制定全案件の内容は、本会ウェブサイトのマイページのユーザー登録により、「技術規則等の一部改正」にてご覧いただけます。
https://www.classnk.or.jp/account/ja/Rules_Guidance/ssl/amendments.aspx
以上
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